一日二食

オーケストラホルンというコンビでフリー芸人をやっています。その日起きたことやふと思ったこと、ライブの告知を主に書いていきます。

週3泳いでいるから身体自体はクソ健康

人生とは思い通りにいかないのが当たり前だと思うが、最近は特に自分が今どこに向かっているのか分からなくなりつつある。

吉本を退社して晴れて野良犬となり、毎月のチケットノルマに夜勤で寿命を削りながら稼いだ大金を吸い上げられなくなったのは良かったものの、特に事態が好転するようなこともなく日々をもやもや過ごしている。所属していた頃は、所属という状態に甘えているんじゃないかという不安があったが、野に出たら出たで無所属という不安に駆られる。芸能界なんて結局はその人次第でしかない。

フリーになって一番に思うのが、今自分の前の道が本当に漫才だけで食っていく生活に結びついているのかということだ。どこに向かって泳いでいるのか分からない状態で、かわいいワンコロのInstagramの写真を息継ぎ代わりにしながらがむしゃらに手足をバタバタさせている。不安からか自分が出ているライブの過去の出演者を読み漁って、今をときめくスーパー売れっ子芸人を見つけて意味のない安心感を手に入れる始末。所属をすれば生活できるわけでは全くないけれど、賞レースで結果を残す実力を持ちながらフリーを続ける人たちの精神力よ。

特別金につながるような特技を持たない自分が短時間で都合よく金を稼ぐにはやはり夜勤をするしかないわけで。能力のある人には割りのいい仕事が舞い込んで来て、能力のない人には劣悪な仕事しか来ないという至極当たり前な社会の仕組みを今頃になってひしひしと感じている。こんな事は就活の時点で大体の人が気づくものだが、エントリーシートを見たこともない僕は夜勤のストレスで増えた吹き出物を見てやっと気付いた。

掃いても掃いても湧いて出るストレスをその度に構っていたら、あっという間に1週間が過ぎ、1ヶ月が過ぎ、1年が過ぎる。人生とは絶妙なバランスでできていて、だらだら1日を過ごした1日はクソ長く感じるが、だらだら過ごした1年は光の速さで過ぎて行く。自分の人生の一番美味しいところを納得しない形で溶かしたくはないね。